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河邨文一郎さん死亡

1 :名無しさん :2004/03/31(水) 20:54 ID:uqpAjgr2
 札幌冬季五輪の賛歌「虹と雪のバラード」の作詞などで知られる北海道を代表する詩人で、札幌医大名誉教授、道国際音楽交流協会理事長の河邨文一郎(かわむら・ぶんいちろう)さんが三十日午後四時四十五分、
入院中の札医大病院で細菌性肺炎のため死去した。八十六歳。自宅は札幌市中央区南一四西一六。葬儀は密葬。お別れ会等の日程は未定。
 河邨さんは一九一七年(大正六年)、小樽市生まれ。北大医学部卒業後、札医大教授などを務めた。北大在学中から詩人・金子光晴に師事して詩作を重ね、三四年(昭和九年)ごろから「北大文芸」などに作品を発表。
四九年に詩集「天地交驩(こうかん)」で北海道文化奨励賞を受けて以後、多数の詩集や詩曲を発表、ダイナミックな詩風を確立した。
詩人として道内外で高く評価される一方、詩誌「核」を主宰、北海道詩人協会長も務め多くの詩人を育てた。
 トワ・エ・モワが歌い、七二年の札幌冬季五輪を彩った「虹と雪のバラード」は、今も広く愛唱されている。
 また整形外科医としても道立整肢学院の初代院長を務めるなど、道内の肢体不自由児(者)の療育や教育に大きく貢献。
 七二年に札幌市民芸術賞、七五年に北海道新聞文化賞、八一年に北海道文化賞、九○年に勲三等旭日中綬章、九二年に道開発功労賞などを受けている。

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